Azure Backup 3

Azure Databaase
Azure Databaseのバックアップ

・SQL Database

バックアップの概要 (SQL Server) - SQL Server
バックアップの種類と制限、バックアップ デバイスとバックアップ メディアなど、SQL Server のバックアップ コンポーネントについて説明します。

SQL Databaseは自動でバックアップが取得される

自動バックアップ設定を変更する - Azure SQL Database
Azure portal、Azure CLI、Azure PowerShell、REST API を使用して、Azure SQL Database での自動バックアップ用のポイントインタイム リストアおよびバックアップ冗長性オプションを変更します。

→ 週次で完全バックアップ
→ 12 or 24時間ごとの差分バックアップ
→ 約10分ごとのトランザクション ログ バックアップ

バックアップはマネージドのBlobストレージに格納され、冗長性を選択できる
→ デフォルトはGRS
一部のリージョンはZRSを選択できる
→ LRSも選択可能だが、本番環境としては非推奨

保持期間は、通常は1~35日間だが、長期リテンションで最大10年

SQL DatabaseのHyperscaleも自動バックアップが取得される
→ Hyperscaleはやはり特別で、完全/差分ではなく、スナップショット + ログ バックアップ
→ スナップショット ベースなので、バックアップは瞬時に、リストアも数分で終わるらしい

バックアップ ストレージの冗長性は、全種類選べる(RA-GZRS / RA-GRS/ ZRS/ LRS)
→ バックアップはスナップショットのため、データとバックアップは同じストレージを共有する
→ ストレージの冗長性は作成時にのみ指定できる

バックアップ保持期間は1~35日で、長期リテンションはプレビュー中

Hyperscale以外のリストアは、以下をサポートしている
→ ポイントインタイム リストア
→ 新規作成復元(上書き復元は非サポート)
→ 長期リテンションのバックアップは任意のSQL Serverに対する復元が可能(ポイントインタイム リストアはソースサーバのみ)
→ ペアリージョンに対するリストア

復旧時間は、サイズに依存するが数時間かかることは覚悟

リストアは新規作成復元のため、ソースDBとリストアDBをリネームする等の対応が通常は必要となる

Hyperscaleのリストアは以下をサポートしている
→ ポイントインタイム リストア
→ 新規作成復元(上書き復元は非サポート)
→長期リテンションのバックアップは任意のSQL Serverに対する復元が可能(ポイントインタイム リストアはソースサーバのみ)
→ ペアリージョンに対するリストア

復旧時間は、数テラバイトのデータベースであっても数分で完了するらしい

Hyperscale データベースの自動バックアップ - Azure SQL Database
Azure SQL Database の Hyperscale データベースの自動バックアップについて説明します。

・Managed Instance
Managed Instanceは自動でバックアップが取得される
→ 週次で完全バックアップ
→ 12 or 24時間ごとの差分バックアップ
→ 約10分ごとのトランザクション ログ バックアップ

バックアップはマネージドのBlobストレージに格納され、冗長性を選択できる
→ デフォルトはGRS
一部のリージョンはZRSを選択できる
→ LRSも選択可能だが、本番環境としては非推奨

自動バックアップの変更 - Azure SQL Managed Instance
Azure portal、Azure CLI、Azure PowerShell、REST API を使用して、Azure SQL Managed Instance での自動バックアップ用のポイントインタイム リストアおよびバックアップ冗長オプションを変更します。

保持期間は、通常は1~35日間だが、長期リテンションで最大10年

Managed Instanceのリストアは、以下をサポートしている
→ ポイントインタイム リストア
→ 新規作成復元(上書き復元は非サポート)
→ 長期リテンションのバックアップは、任意のInstanceに対する復元が可能
→ ペアリージョンに対するリストア

復旧時間は、サイズに依存するが数時間かかることは覚悟

 

Azure Database for PostgreSQL

Azure Database for PostgreSQLのバックアップのバックアップは2種類ある
→ 最大35日間保持するAzure PostgreSQL提供のネイティブ バックアップ ソリューション
→ 最大10年間保持するバックアップ コンテナを利用したバックアップ ソリューション
(Azure Database for PostgreSQL (単一サーバー)のみで使用可能)

ネイティブ バックアップは、単一サーバフレキシブル サーバの両方に対応

両者とも7~35日間保持可能で、バックアップの仕様が若干異なる

手動でBlobストレージへバックアップすることも可能

最大35日より長期保存したい場合などにバックアップ コンテナを利用する(単一サーバのみサポート)

サポートマトリクス

バックアップスケジュールは、 曜日と00:00~23:30間の30分間隔で指定
保持期間は、7~3650日、1~521週、1~117月、1~10年

Azure Database for PostgreSQL のバックアップ - Azure Backup
長期保有を指定した Azure Database for PostgreSQL のバックアップについて学ぶ

ネイティブ バックアップのリストアは以下をサポート
→ ポイントインタイム リストア
→ 新規作成復元(上書き復元は非サポート)
→ ペアリージョンに対する復元

バックアップ コンテナのリストアは以下をサポート
→ ポイントインタイム リストア
→ データベースの新規作成復元
→ Blobストレージへファイルとして復元

不変コンテナ(Immutable vaults)の機能
→ Recovery Services コンテナとバックアップ コンテナの両方で使用できる
→ あくまでコンテナ層の不変機能なので、コンテナ層へコピーされないバックアップは対象外
(スナップショット層やローカルにのみ保管するAzure Files、Blobストレージは無関係)

コンテナといったりヴォルト(Vault)といったり英語と日本語で表記が違うようだ。。。

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